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落ち着いて作業ができる工夫

  • 執筆者の写真: inorikanie
    inorikanie
  • 2024年7月23日
  • 読了時間: 2分

就労継続支援B型「いのり」です。


いのりでは、作業療法士の資格を持った職員が常勤しており、

利用者さんそれぞれの特性に合わせた環境設定を大事にしています。



今日はいのりで取り組んでいる、

利用者さんたちが落ち着いて作業できるような工夫をご紹介します!


 


1.作業室の区分け

いのりには複数の作業室があります。


作業内容や障害特性に合わせて、

それぞれフロアを分けることで

みんなが落ち着いて仕事に取り組めるようにしています。


例えば、現在は

ハンドメイド制作をする利用者さんの作業室と

PC作業を中心とする利用者さんは

違うフロアで活動しています。


(ハンドメイド制作をしている作業机の一部)


そうすることで、

作業に煮詰まった時にはスムーズに周囲と相談ができたり、

他の人のやり方を参考にすることで

お互いのスキルアップに繋がったりもします♪



2.休憩室の活用

就労継続支援B型は、様々な利用者さんが利用されます。


中には、一日の中でも調子にムラがあったり

刺激に過敏で疲れやすかったり

長時間集中し続けるのが難しい方もいらっしゃいます。


そんな方たちは「休憩室」を利用して、

ゆっくり休憩して心身を整えたり

高ぶった感情をクールダウンしてから

作業に戻られています。



本棚には職員セレクトの漫画もありますよ。



3.刺激を減らした空間設定

発達障害や精神障害の方の中には、

情報が雑然と散らばった環境で過ごすのが苦手な方もいます。


いのりでは色んな人が過ごしやすい空間を作るため

環境整備にも気を配っています。


例えば、家具や生活用品の色数を抑えて

同系色で統一することで

視覚的な負担を減らしています。


また、

作業内容ごとに使う物を棚やワゴンにまとめて整理したり



大きなホワイトボードに

やるべきことをリストアップすることで

必要な情報を可視化して

作業中に混乱する要素も減らしています。



 

いかがだったでしょうか?


就労継続支援B型では

色んな人たちが共存して働ける場所を目指していきたいですね。



株式会社SARADACO

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